読書を趣味にするメリットとは?

読書について

読書が趣味という人に、どのようなイメージをお持ちでしょう。
博識で専門知識を豊富というイメージではないでしょうか。

本をたくさん読むというだけで漠然とではありますが、人から良いイメージを持たれるメリットがあります。
本をたくさん読むことはイメージだけではなく、リアルな生活のうえでも多くのメリットがあるのです。

読書のメリットの一つが語彙力の向上です。
日常生活のなかで人と会話をしているとき、考えているイメージや事柄をうまく言葉にできなくて、歯がゆい思いをすることはないでしょうか。
なかなか言葉が出てこないのは知っている言葉や単語の数が少ない、語彙力の低さからきていることが多いのです。

日常生活の会話では慣れた言葉や省略された単語を使う傾向があるため、語彙力の向上は期待できません。
文字を読むことで自然と言葉や単語を覚えられる読書は、語彙力を高めるには最適です。
たくさん言葉や単語の意味を知れば、思ったことや考えていることを分かりやすく相手に伝えられるのです。

読書は語彙力が向上するだけだなく、自然と考える力も身につきます。
たとえばミステリーやサスペンス小説なら、物語に多くの疑問や謎がちりばめられています。

登場人物たちの行動にハラハラドキドキしながら読み進め、謎が解決に至るまでの過程を考えながら推理して謎を解き明かしていきます。
物語の世界を楽しみながら自然と想像力や考える力が身につくのです。

さまざまな知識が得られるのもメリット

そしてさまざまな知識が得られることも、本を読む大きなメリットです。
濃く深く、より正しい知識を知るためには専門書を読むのが確実です。

最近は分からないことはネットで検索する方が多いでしょう。
しかしネットは宣伝が目的の情報も多いため、片寄っていることが多いのです。

さらにサイトの更新日などをよく確認しないと、とても古い情報の場合があるのです。
専門家が書いた専門書なら宣伝要素が少なく、発行された日付の確認も簡単です。
情報によっては何冊かの本を比較して読み比べる必要もありますが、より正しい知識が得られるのです。

知識を得ることは、自らの無知を知ることでもあります。
本を読むことで、世界にはこんな考え方や情報があったのかと驚くこともあるでしょう。

知っているつもりで、間違えた知識を正しいと思い込んでいることもあるかもしれません。
しかし間違った知識を正し、正確な知識を知ることは自信にもつながります。

知識の引き出しを多く持つことのメリットとは?

とはいえ知識を豊富に持っていても、ファッションのように見た目では相手には伝わりません。
しかし、知識の引き出しが多くもつことで、人と会話するうえでの話題のバリエーションの幅が大きく広がります。

知識と語彙力が身につくことで、ビジネスシーンや日常の会話も豊かなものになるのです。
見た目では分からなくても正しい知識と引き出しの多さ、そして語彙力の高さは相手にも確実にも伝わります。

知識や語彙力が得られる自分磨きにもつながる読書は、趣味の中でも経費がほとんどかからない手軽さも魅力、図書館を利用すれば無料で読みたい本が読むことも可能です。

最近は、タブレットで気軽に電子書籍を読む方も多いでしょう。
どのような形でも本にはさまざまな有益な情報と知識、そして娯楽が詰まっています。

さらっと息抜きに読めるエッセイやコラム、小説も短編から長編があり、舞台設定も陰鬱な閉ざされた島から壮大な宇宙の物語まで、ノンフィクションやノウハウ本、どのジャンルでも興味があるなら楽しみながら読むだけです。

そして読書は時間と場所を選びません。
電車の中やちょっとした空き時間に、いつでもどこでも読みたいときに暇つぶし感覚で気軽に読めることも、大きなメリットといえるでしょう。

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